餓える

高度成長期 バブル

そんなイケイケの時間が過ぎて

富める者の意味を疑い

本当に必要なものは何かを

考えながら生きようとする


年齢に関係なく

生業に関係なく

地域に関係なく


自分と同じ問いを持っている

自分と同じように餓えている


会ったことがない誰かが居る

そんな確信が生まれる


通ってきた道は様々だが

目指している場所は同じなのだと…

ある時知って

ある面

見えないモノへの畏怖の念を抱きながら

自分の足は決して止めてはならない

会ったことがないその者も歩みを止めない

そんな信念だけを頼りに


どこから生まれてくるのか

知ることもできない

根源的な餓えを満たすように


問い続けて

探し続ける


本当に必要なことは何か

自分の生を全うすることとは何か


大真面目に言って

失笑を浴びながら

歩みは止めない

そういう誰かが…居る


餓えていた…

自分も…その誰かも…

こころの奥のナニカが満たされない

それに忠実だった者

ブレブレになった自分に騙されなかった者

痛みを恐れなかった者


そういう者にとっての

ナニカの意味が

紐解かれようしている

確信だけはあるだろう

だから

そう感じているのなら

歩みは止めてはいけない