孤独の中に居て、あるいは孤独を携帯しながら


ひとりで食事をする

ひとりでカフェで過ごす

ひとりでドライブをする

その状態を自分で決める


人と比べない

一般的な常識で判定はしない

主観的な時間を自分で選び

そこに存在していることを自覚している


誰もいない自分の内側と対話できる人は

対話することに躊躇しない

自分が自分であろうとし

あえて自覚して内側に向かう

向う力を感じて信じることができる


孤独を携帯し

決して捨てることはせず

本来の自分になろうとあがいている

そういう生き方


少なくても私は

そういう人の存在を知っている

少なくはない

多くはそのことを語らないだけである


孤独は個人の問題であって

誰かと共有すること自体

有り得ない


孤独は孤独

自分の孤独である



ひとりの自分を自覚することを

多くの人が避けている気がする

多くの人の中に居て

何の変哲もない者であれば

そこは安全だと信じている

あるいは

まるでそんなことは関係がなく

何の疑問を持たず

自分を放棄しているように

私には見える


個人は個人

個人は全体の一部であって

全体が自分ではない


全体と自分の境界が曖昧

自分が何者か知らなくても

何の問題もない

多くの困難があり

多くの幸福がある

自分を放棄しても

放棄していること自体が曖昧

悪くない人生かもしれない


孤独の中にいるか

または、孤独を携帯していると知っている

いつか

孤独の本当のワケが分かるかもしれない

孤独にならなければならない自分にとっての

自分だけの理由がある


その確信だけはある


孤独の中にいて

あるいは孤独を携帯して

そういう自分を持て余し

それでも孤独に向き合うしかない

そういう在り方がある


ほとんどの孤独は

語られることはない

それが本当のところだろう・・・